ダックストーリー・就活の心得帳COLUMN

2019.3.131、会社に入る前から面接が始まる。(その2)

 「壁に耳あり、障子に目あり」と言われますが、誰にも見られていないと思っていても、どこかで誰かが見たり聞いたりしているものです。面接官の前に出た時だけ立派に振舞っても、外では悪い態度をとっていれば、それはどこかでばれてしまいます。就活生たるもの、面接の時だけ身を装うのではなく、日頃からきちんとした態度で生活するように心がけないといけません。そうしませんと、何気ない、だらしない行為が誰かの目に止まり、それが面接の時にも悪印象を与えることになります。

 これは、ある企業の面接試験の日に、学生を面接室の前まで連れて行く案内係をしていた、親しい知り合いから聞いた話です。
 その知り合いの話によると、中にとても態度の悪い学生がいたそうです。こちらから挨拶しても、まともに返事をせず、歩き方も背筋を伸ばしてしっかり歩かずチャラチャラした感じだったそうです。その学生は、こちらのことを案内係だと思って、あなどっていたようにも見受けられたそうです。
 そこで知り合いは、このことは何としても面接官に伝えなければならないと思って、その日の面接が終った後に面接官のところに行って、その学生の態度が悪かったことを伝えたそうです。
 すると面接官の方も、「あの学生だろう、何となく自分もあの学生は駄目だと思っていた。外では、多分だらしない態度をしているのだろう」と同じことを言ったといいます。その学生は、面接試験の最中にも、どこかに悪い態度が出たのでしょう。
 もちろん、その学生は不合格になりました。
 それにしましても、面接が始まっていないからといって、面接室の外でだらしない態度をとっていいわけがありません。面接試験の最中だけでなく、待合室での態度、さらに朝家を出てから会社に着くまで、また面接が終ってから家に帰るまでの間もきちんとしていなければなりません。いや、もっといえば、日頃からきちんとした生活態度をとらなければならないということです。
 それが、「会社に入る前から面接が始まる」ということです。
 我々の態度はいつも誰かに見られていますし、それが面接試験の時にも現れるのです。

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