ダックストーリー・就活の心得帳COLUMN

2019.6.213、学生時代に打ち込んだこと。

 「学生時代に打ち込んだこと」は、面接の時に必ずといっていいくらい、よく聞かれる質問です。
 ところで、まず理解して欲しいことは、面接官はこの質問を通して、「何に打ち込んだのか」を知りたいのではないということです。そうではなくて、その学生が「どういう人間なのか」を知りたいということです。それを詳しく知るために、この質問をしているわけです。その人が真剣に打ち込んできた活動には、その人の「人間性」が表れます。だから、どの企業も「学生時代に打ち込んだこと」を聞こうとするのです。
 ですので、「○○で全国1位になりました」とか「学生団体を立ち上げました」などの、目を引くような実績がなくても大丈夫です。また、勉強に打ち込んだから評価が高くて、打ち込んだことがアルバイトだから低評価だということもありません。部活動、ボランティア活動、アルバイト、旅行、研究など、どんなことでも構いません。「自分が自信をもって打ち込んだといえること」、そして、「面接官に自分をよりよく理解してもらえること」を選んで話せばいいのです。
 なお、その際、「どんな思い、動機でそれをしてきたのか」、その理由を最初に話すことが必要です。理由を語ることで、「私はこういう人間なのです」ということを面接官に分かりやすく伝えることができます。
 例えば、「地域のサッカーチームで少年にサッカーを教えたこと」が学生時代に打ち込んだことだったとします。その時、なぜ少年にサッカーを教えようと思ったのか、その理由も必ず話してください。「子供と接するのが楽しかったから」とか、「自分がコーチから教えてもらったことを少しでも恩返しするつもりで、少年にサッカーを教えようと思った」などと、動機を話すことで、それが魅力的な自己アピールになります。
 このように動機を話した上で、「サッカーが好きな少年がいる一方で、中にはあまりやる気のない少年もいて、皆のやる気を引き出すのに苦労した」とか、「少年との距離感を縮めようと思い、練習後に一緒に食事を取りにいくこともした」など、具体的な内容を話していくのです。
 こういう順序で話すことで、あなたとはどういう人間なのかが、面接官の印象により強く残るようになると思います。

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